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【BD鑑賞】ファイナル・カウントダウン

ファイナル・カウントダウン
 制作年  1980年
 監督   ドン・テイラー
 出演   カーク・ダグラス、ジェームズ・ファレンティノ、
      マーティン・シーン、キャサリン・ロス、
      チャールズ・ダーニングほか
 劇場公開 1980年7月
 録画日  BD形式 2014年7月21日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2014年8月


 これはある意味、すごい発想の作品だ。
過去に観てきた数々のタイムスリップもので、
これほど積極的に過去に関与しようとした内容の作品は、
ないのではないだろうか。

太平洋をめざして順調にする空母ニミッツが、
突如としてタイムスリップしてしまう。
ちょっと「フィラデルフィア・エクスペリメント(1984年)」を想起させるが、
人的な操作でタイムスリップするわけではない。

太平洋ハワイ沖での訓練航海に向けて準備中の空母ニミッツ。
そこへ艦の製造メーカから運用状況を視察に若者が乗艦してくる。
ある意味、彼が物語の狂言回しだが巧く機能しているとは言い難い。

出航してまもなく艦は嵐と遭遇、突如タイムスリップする。
時は太平洋戦争前夜、真珠湾攻撃目前の1941年12月7日である。
早期警戒機(センチネル?)や戦闘機(F15?F16?)で
事態を把握した彼らは、なんと議論の末、戦線に参加し日本軍と戦い、
かつての戦争の間違いを正すことを決するのである。
間違いって何だ?

バタフライエフェクトというのか、過去の歴史に変更を加えることは
タイムスリップものとしては絶対のタブーだと思っていたので、
この結論を下した艦長の行動には正直驚いた。
米国における真珠湾攻撃がどのように捉えられているのか、
その一つの側面であろうかと思うと興味深い。

結果的に彼らの目論みは、再び嵐に遭遇し現代に引き戻されることで実現はしない。
タブーはタブーのまま守られたことにはなる。
もっとも実現した物語だったら、とても2時間の映画枠には収まらないだろうが…

実物の戦闘機を使用した映像は迫力満点である。
真珠湾攻撃に向かうゼロ戦は複製らしいが…
それでもかなりのものである。
航空機ファンには堪らないのではないだろうか。

ラスト、役職は忘れたが、過去に残った隊長(?)が、
現代に戻った製造メーカの若者を出迎える場面がある。
タイムスリップものらしいエンディングで、
物語そのもののエピソードが過激なだけに微笑ましかった。

この隊長と開戦を予測した上院議院とのやり取りが、
唯一過去をは変えられないことを物語っていた。
歴史的には行方不明(史実かどうかは知らない)になっている彼を、
いったんは救出するのだが結局は死んでしまう。
やはり過去は変えられないのだ…

上院議院の秘書とのやりとりには、
女性の社会進出問題も少し触れられるが本作のテーマではない。
考えようによっては余計なエピソードかもしれない。

秘書はキャサリン・ロスだった。
鑑賞動機の最大の理由ではある。
ちなみに艦長はカーク・ダグラス、製造メーカの若者はマーティン・シーンである。

7年後、二人の息子たちが「ウォール街(1987年)」で共演する。
これも鑑賞動機の一つだった。
主演のカーク・ダグラスは本年2月5日、カリフォルニア州ロサンゼルスの
自宅にて103歳で逝去された。
合掌。

ファイナル・カウントダウン【Blu-ray】(期間限定生産) - カーク・ダグラス, マーティン・シーン, キャサリン・ロス, チャールズ・ダーニング, ロン・オニール, スーン・テック・オー, ピーター・ダグラス, ドン・テイラー
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