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【DVD鑑賞】死の接吻(1991年)

死の接吻(1991年)
 制作年  1991年
 監督   ジェームズ・ディアデン
 出演   マット・ディロン、ショーン・ヤング、
      マックス・フォン・シドー、ダイアン・ラッド、
      ジェームズ・ルッソ、アダム・ホロヴィッツほか
 劇場公開 1991年9月
 録画日  WMV形式 2003年9月21日
      DVD形式 2008年11月2日
 鑑賞年月 WMV鑑賞 2003年9月頃
      DVD鑑賞 2008年11月頃

 2012年3月、ニコラス・ケイジ主演の同名映画を鑑賞した。
同じタイトル繋がりで本作を記事にする。
ちょっとした思い込み(早とちり?)もあったので…

才能はあるが恵まれない環境に生まれついてしまった青年が、
犯罪に手を染めながら人生の成功を求める物語である。
主人公はマット・ディロン。
苦悩し追い詰められていく青年を好演している。
  
女優さんも好きな顔立ちではあるが、その後の活躍を
あまり目にしないのは残念だ。
と思って調べてみたら、意外に活躍していた。
何より驚いたのは、あの「ブレードランナー(1982年)」の
レイチェルが彼女だったことだ。
今の今まで(2011年4月)繋がらなかったのは、我ながら笑ってしまう。

そして今回、記事を読み直して二度目のビックリ。
そ、そんなばかなことってあったのか…
2011年まで本作のヒロインとレイチェルが繋がっていなかったなんて…
信じがたい驚愕の事実である。
うーん。やっぱり記録は大事だなぁ。

さて本作。
自分が思っているようには評判のよろしくない作品のようだ。
原作の小説があるのを今回初めて知った。
小説のほうはすこぶる評判がよいらしい。
被害者は3姉妹で、それぞれに応じて章立てが構成されており、
犯人が読者にもなかなか分からないようになっているらしい。
一度読んでみようかとも思うが、まぁ、読まないだろうな。

個人的には「太陽がいっぱい(1960年)」に通じるテーマ性を感じた。
そうなると根底には間違ったニーチェの超人思想の解釈がある。
ヒトラーのユダヤ迫害もラスコリーニコフも、
そういう意味では間違った超人思想に取り憑かれてしまった訳だ。
本作の主人公も同様である。

ラスコリーニコフはドフトエフスキーの宗教感を具現した娼婦ソーニャによって
救済されるが、ヒトラーも本作の主人公も自らの死によってしか、
己の罪を償うことができなかった。
まぁ、しかしそんなことを気にしながら観る作品ではない。
普通にラブサスペンスとして楽しめばよい。

妹が事故死してしまったエレンは、ある男と恋仲になる。
彼女の父親は鉄鋼会社の社長でもあり、彼は彼女を通じて
会社の重役を狙っている。
やがて、妹ドロシーの死にまつわることで彼の行動に不審な点が…

実はこの姉妹、双子である。
彼は自分の野望のために妹に近づき、今また自分を利用している。
そして彼の犯罪の核心を掴んだ彼女は、真相を明らかにするため反撃を開始する。

結局、恣意的に他人を犠牲にした成功や幸福は成立しない方程式なのだ。
一時期、とてもお気に入りの作品だった。
微妙な言い回しだなぁ。

死の接吻 [DVD]
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