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zoom RSS 【DVD鑑賞】華氏451

<<   作成日時 : 2019/05/09 20:22   >>

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華氏451
 制作年  1966年
 監督   フランソワ・トリュフォー
 出演   オスカー・ウェルナー、ジュリー・クリスティ、
      シリル・キューザックほか
 劇場公開 1967年12月
 録画日  DVD形式 2009年4月18日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2009年4月


 古いSFを観るのは好きである。
小、中学時代を思い出したり、5、60年代の特撮技術に思いを馳せたりして懐かしむことができる。
本作はまったく予備知識のない作品だった。
せいぜい原作がレイ・ブラッドベリということだけだ。
と言って彼の事に詳しいわけではない。
そもそもが萩尾望都のマンガで知っている程度だ。
1980年代に「レイ・ブラッドベリ劇場」というシリーズもののビデオを、何作かレンタルしたのは憶えている。
「華氏451」は長編小説のようで、このシリーズは短編を映像化したものだったので収録はされてはいない。

さて「華氏451」のタイトルは紙が自然発火する温度のことで、そのことから情報統制や言論弾圧あるいは焚書の危険性を告発した作品としてとらえられることが多いらしい。
原作を読んでいないのでよく分からないが、
映画ではどちらというとテレビやラジオだけで情報が伝達される未来社会の危機を訴えていたような気がする。

文字文化=紙なわけで、それが自然発火して消滅してしまう危機、あるいは映像や音声だけの情報伝達が人間の感覚を破壊し文化的な活動が委縮してしまう未来社会の危機。
そんな内容だったような記憶がある。

映像的には今さら衝撃をうけることはないが、
その主張は現在に通じるものがあると思う。
映画ばかり観ていて言うのも少し憚るところがあるが、最近の映像、画像、音声のデジタル化技術の浸透は、少し行き過ぎなのかもしれない。

子供たちを見ていると言語能力が、
衰えているのではないかと思う事がある。
単語の羅列と仲間内でのみ通じる隠語の多用は、脳への刺激が少なく情緒的な深みが薄れているのではないかと不安を感じないわけではない。

そういう点で、なかなか示唆に富んだ内容の作品である。
原作が1953年というから、欧米でもテレビが普及して間もない時期にこういう視点で未来社会を見つめたというのも素晴らしい作家精神だ。


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ジェネオン・ユニバーサル
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