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【DVD鑑賞】ザ・セル

ザ・セル
 制作年  2000年
 監督   ターセム・シン
 出演   ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン、
      ヴィンセント・ドノフリオ、マリアンヌ・ジャン=バプティスほか
 劇場公開 2001年3月
 録画日  WMV形式 2003年5月8日
      DVD形式 2009年1月15日
      BD形式  2017年2月22日
 鑑賞年月 WMV鑑賞 2003年5月頃
      DVD鑑賞 2009年1月


 この手のサイコ・サスペンスは大好きなジャンルだ。
特に本作はMTV系の監督なので、映像が美しい。
美しいというのにも二つのパターンがある。
その場面だけ切り取ると風景として誠に美しい映像。
代表的なのは白いドレスを、まるで羽衣のようにまとったジェニファー・ロペスがたたずむ砂丘のシーン。
そしてもう一つは、グロテスクな映像なのだが、計算された緻密さで犯人の精神構造を映像化する場面だ。

異様で幻想的なこの映像は、
この監督のどこから創造されるのか?
両極端の映像表現だが、これを美しいと受け入れられるならサイコサスペンスとしてそれなりに楽しめる作品だ。
物語の完成度も高いと思う。
ただ、少しこの精神世界の映像に凝りすぎていて完成度は高いがサイコサスペンス的には、ありきたりのお話と言えば言えなくもない。

ある殺人鬼を逮捕するのだが、彼は逮捕直前に発作で倒れ
意識不明となってしまう。
彼の隠れ家から、今まさに水槽の中で被害者の女性が
溺死させられようとしている。
その映像が監視カメラを使って写し出されているのだ。
場所の特定のため、ある特殊装置を使って犯人の無意識に入り込み、監禁場所を特定して、被害者を救い出そうと一風変わった捜査が始まる。

その精神世界が冒頭で記した映像だ。
もう、これは見るしかない。
この映像美に拒絶反応があるならば、
本作はまったく鑑賞価値のない作品である。

実は、敬愛する元上司Mr.身勝手君は、本作を劇場で鑑賞している。
誠にうらやましい限りだが、そもそもMr.身勝手君は、
このようなサイコで面倒な作品は好みではないはずで、何度聞かされても劇場鑑賞の動機が分からない。
しかも、拒絶派だから本作の評価は「評価に値しない」ということになり、もう何度も愚論するが相いれないものがある。
人の感性とは、ことほど左様に個人差がある。
実に面白いものだ。

ちなみにもう1作品、意見の対立する作品がある。
トゥルーマン・ショー(1998年)」である。
まぁ、このあたりは個人の好みもあり致しかたない。


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