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【BD鑑賞】オリエント急行殺人事件(三谷幸喜版)

オリエント急行殺人事件(三谷幸喜版)
 制作年  2015年
 監督   河野圭太
 出演   野村萬斎、松嶋菜々子、二宮和也、杏、玉木宏、
      沢村一樹、富司純子、草笛光子、西田敏行、
      青木さやか、藤本隆宏、西田敏行、高橋克実、
      笹野高史、黒木華、佐藤浩市ほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  BD形式 2015年3月1日
 鑑賞年月 TV鑑賞 2015年1月
      BD鑑賞 2017年1月


 妻は野村萬斎好きである。
おそらく彼が主演で出ていなければ、
本作も観ることは無かっただろう。
2015年のフジテレビお正月特番のテレビドラマ。
脚本は三谷幸喜。
原作がよいとは言え、この構成はさすが三谷幸喜である。
野村萬斎の、この大袈裟な言い回しが受容できれば、
実に面白い出来映えの作品である。

驚いたことがある。
テレビ放映時には犯人が誰であるか、最後まで分からなかったのだが1974年版をBD鑑賞した際(2012年)には、直前にうすうす気づいていたようで、『種明かしのほんの少し前に、「もしや犯人って○○!」アタリだったので、一人悦にいった。』と鑑賞記録メモに記されている。
犯人が事前に分かったことではなく、
3年後にはそれを忘れていたことに驚いた。

本作は2部構成になっている。
第1部は事件そのものが、
第2部は事件の背景が説明される。
この第2部の存在が物語をとても面白くしていて、ポワロ役の野村萬斎の裁定が腑に落ちるというのか、実に人間味あふれるエンディングに納得。

事件は復讐劇なのだが、この背景説明がないと犯人の怨念がよく分からないので、謎解き推理には納得できても、
ドラマとしては薄味になってしまうと思う。
原作は読んだことは無いが、
おそらく相当な頁を裂いて語られているに違いない。

配役も何気に豪華だし1974年版映画を髣髴とさせる部分もあって、三谷幸喜はキャスティングにも一枚絡んだのでは?と想像させてくれる。
主な配役は、こんな感じ。

・エルキュール・ポアロ=勝呂武尊(たける)
 アルバート・フィニー=野村萬斎
・メアリー・デブナム=馬場舞子
 ヴァネッサ・レッドグレーヴ=松嶋菜々子
・ヘクター・マックイーン=幕内平太
 アンソニー・パーキンス=二宮和也
・アンドレニ伯爵夫人=安藤伯爵夫人
 ジャクリーン・ビセット=杏
・アンドレニ伯爵=安藤伯爵
 マイケル・ヨーク=玉木宏

・アーバスノット大佐=能登巌
 ショーン・コネリー=沢村一樹
・サイラス・ハードマン=羽佐間才助
 コリン・ブレイクリー=池松壮亮
・グレタ・オルソン=呉田その子
 イングリッド・バーグマン=八木亜希子
・ヒルデガルド・シュミット=昼出川澄子
 レイチェル・ロバーツ=青木さやか
・アントニオ(ジーノ)・フォスカレッリ=保土田民雄
 デニス・クイリー=藤本隆宏
・ハバード夫人=羽鳥夫人(淡島八千代)
 ローレン・バコール=富司純子

・ブック(ビアンキ)=莫
 マーティン・バルサム=高橋克実
・コンスタンティン博士=須田
 ジョージ・クールリス=笹野高史
・ドラゴミロフ公爵夫人=轟侯爵夫人
 ウェンディ・ヒラー=草笛光子
・ピエール・ミシェル車掌=三木武一
 ジャン=ピエール・カッセル=西田敏行
・ラチェット=藤堂修
 リチャード・ウィドマーク=佐藤浩市

ネーミングも三谷幸喜らしい。
舞台装置もテレビドラマとしては、相当がんばっている。
12という数字は、さすがにわが国では
必然性を感じることはないかなぁ。
第2部の種明かしでも犯人が執拗なまでに、
この数字に拘る理由が分からない。
原作的には重要だが日本版の物語として、
ここまで拘る台詞は必要だっただろうか?

八木亜希子とイングリッド・バーグマン、青木さやかとレイチェル・ロバーツが妙に重なったのだが、気のせいだろうか。


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