よもやま話〜ほとんど映画かも〜

アクセスカウンタ

zoom RSS 【BD鑑賞】007/007は二度死ぬ

<<   作成日時 : 2018/12/05 10:31   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

007/007は二度死ぬ
 制作年  1967年
 監督   ルイス・ギルバート
 出演   ショーン・コネリー、ドナルド・プレザンス、
      カリン・ドール、バーナード・リー、
      丹波哲郎、浜美枝、若林映子ほか
 劇場公開 1967年6月
 録画日  DVD形式 2008年3月23日
      BD形式  2015年12月13日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2008年4月頃
      BD鑑賞  2018年7月


 日本が舞台の007である。
かなりの違和感がある日本描写は、やむを得ないと思う。
最近思うのだが、007シリーズに限らず制作国以外が
舞台となって展開される物語、それぞれ地元の国は大なり小なり
自国の描写に違和感を感じているものなのかもしれない。
それを「あぁ、これがエジプトなのか」、
「ほほぅ、タイってこうなんだ」と、分かったように見ていた
己の感覚がおかしかったのかもしれない。

さて、今回はこれまで以上に壮大な舞台設定である。
なにしろ宇宙でスペクターの陰謀が展開されるのだから。
最初に米国、次にソ連の宇宙船が、スペクターの宇宙船に
パックリ呑み込まれてしまう。
文字通り呑み込まれるのだが、このミニュチア特撮は
「サンダーバード」シリーズのノウハウが活かされているのか?
2001年宇宙の旅(1968年)」や
「宇宙からの脱出 (1969年)」の宇宙空間映像と比べると、
平面的で見劣りがするなぁ。
陸上施設のセットに資金を使い果たしたのだろうか?

 本作は、ボンドが日本で活躍する以外、
原作小説と物語とはかけ離れているらしい。
これも権利問題の絡んだ話なのだろうか?
よくは分からないが、知らなくても楽しめると思う。

再鑑賞前、「二度死ぬってことは、一回は死んでるんだよな。」
と思っていて(最初に死ぬ場面の記憶がなかった)、
意外に早くに死んでしまったのに驚いた。
しかも海軍式の葬式までやっているのに記憶がないって…

ところで、相変わらずスペクターのやっていることの意味が、
よく分からないのだが…
米ソの緊張感を高めて第三次世界大戦を巻き起こしたりしたら、
スペクターという組織そのものが
存在意義を失うんじゃないだろうか?
普通の人が平和に暮らし、経済がそれなりに活性化してこそ、
悪の組織であるスペクターの繁栄もあると思うのだが…

まぁ、それはいい。
どうやら謎の宇宙船は、日本から離発着しているということで、
ボンドが日本へやってくる。

撮影は1966年。
おやおやビートルズの来日と同じ頃じゃないか。
小学校5年生かぁ。
ビートルズの来日って、テレビニュースを見たような
記憶があるが、ショーン・コネリーの来日は知らないなぁ。
まぁ、今でもそうだけれど撮影中のことは、
あまり報道されなかったのかもしれない。

日本での場面は、オール日本ロケだそうなので
風景の描写に違和感はない。
でもなぁ、芸者(?)なのかどうか、お風呂で下着姿の女性に
身体を洗われたり、忍者が登場したり…文化的にはおかしい。
でもまぁ、彼らにはそのように見えるのだろうし、
観光的な側面も考えれば、アリなのかもしれない。
このあたりは「ロスト・イン・トランスレーション(2003年)
でも感じた感覚の差でもあある。
でも、さきほど言ったような理由もあって、致し方ないとも思う。

なんだかよく分からない理由で、ボンドは日本人になるため
浜美枝と結婚するのだが、本作の最大の違和感だろうなぁ。
結婚すると、どうして日本人になるの?

それにしても浜美枝、なぁんにもしてないじゃないか。
これじゃ、ボンドガールとは言えないなぁ。
若林映子のほうが、キッチリとボンドガールを演じている。
現在は第一線を退いているので、彼女がボンドガールとして
話題になることは少ないが、実質は彼女である。
もっとも最初は浜美枝の役だったそうで、
彼女の英語力の問題から役が交代になったらしい。
でも本国での公開時は、英語で話しているところは
丹波哲郎を含めて吹替というからなぁ。
何かのインタビューで浜美枝が「英語を一生懸命練習した」と
言っていたような記憶もあるし…

浜美枝がボンドガールとしては、物足りないのと同様に
トヨタ2000GTもボンドカーとしては疑問である。
高校生の頃、車に少し興味が出てきた時に、
ボンド・カーと呼ばれる日本車が存在し、
それが「007は二度死ぬ」でのトヨタ2000GTと知った。

でも、ここまでシリーズを再鑑賞して感じたのは、
ちょっと違うんじゃないか。
ボンドカーって武器が装備されてなくっちゃ。
本作のトヨタ2000GTには、武器の装着はない。

車自体は、流麗なスタイルで今見ても美しいと思える
2ドアクーペだが、残念ながらその性能は現在の目線でみると
驚くほどのものではない。
自分の乗っている車より、数値上の性能は低い。
だがしかし、それは時間を経緯した技術革新に驚くべきであり、
1960年代後半の日本においてトヨタ2000GTは、
まぎれもなくスーパーカーであった。
否、1970年代前半でも十分にスーパーカーであった。
一度、公道を走る実車を見たことがあるが、案外小さな車である。

 本作の、最も残念な部分はスペクターが
顔を見せたことではないだろうか。
ドナルド・プレザンスという俳優が悪いわけではない。
単純に、顔は謎のままにしておいたほうがよかった。
まぁ、このあとはブロフェルドと名乗って、
何度も顔見世登場するけれど…どの俳優さんもイメージが違った。
謎は謎のままで、よかったのではないかと思う。


007は二度死ぬ [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2015-10-07

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
【BD鑑賞】007/007は二度死ぬ よもやま話〜ほとんど映画かも〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる