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【劇場鑑賞】インビクタス/負けざる者

インビクタス/負けざる者
 制作年  2009年
 監督   クリント・イーストウッド
 出演   モーガン・フリーマン、マット・デイモン、
      スコット・イーストウッド、ボニー・ヘナ、
      ラングレー・カークウッドほか
 劇場公開 2010年2月
 録画日  DVD形式 2010年12月31日
 鑑賞年月 劇場鑑賞  2010年2月


 その日の夕方、会社のオジサンフォークグループが
とあるお店を借り切って、日頃の練習成果を発表するという。
土曜日だったが、出張の帰りだったこともあり
発表会の時間までは映画を観ようと決めていた。

そういうイベントがなくても、
監督はクリント・イーストウッドだし
主役はモーガン・フリーマンなので観るつもりではいた。
ちょうど駅から近い映画館でも上映していて、
その後の発表会にも好都合な時間帯だった。

仕事が一緒だった敬愛する元上司Mr.身勝手君も、
夕方の発表会に参加予定だったので、
二人で駅の近くで昼食を食べることにした。
そこで発表会までどうするのか聞かれた。
えっ、何も考えていなかったのかと愕然としたが、
「映画を観る予定です」と言った。
「その映画なら、俺も観たいと思っていた」ということで、
昼食に引き続いて映画鑑賞会となった。

 戦争映画もあまり好きではないのだが、
スポーツを扱う映画も苦手だ。
スポーツそのものもあまり好きではない。
日本人全員が野球好きではないと思っているので、
地上波テレビの野球中継延長は昔から嫌だった。

ところが数年前から妻が楽天イーグルスのファンになった。
友人たちと球場にも応援に出かける。
もちろんテレビ中継も見る。
「なんで最後まで放送しないのよ!」と怒ったりしているが、
いやぁ、ついこの間まで「なんで野球中継延長するのよ」と、
二人でプンプンしていたはずなのだが…

 本作はラグビーを扱ってはいるが、
純粋なスポーツものではない。
それに最近は、昔の苦手意識は食わず嫌いなのかなと、
思い始めていて戦争映画も観るようになった。
まぁ、好んで見るわけではないけれど…

話はアパルトヘイトの南アフリカ、
マンデラ氏が大統領に就任してからの話である。
人種隔離政策のなかで、マンデラ氏は長い間牢獄で
過ごしてきたわけだが、白人と非白人がいつまでも
憎み合っていては国が立ち行かなくなる。
憎しみの連鎖から抜け出すためには、
虐げられたものが許すしかない。
そう考えて、自国でのワールドカップ開催を決意する。

そして、その強い意志を象徴する場面がある。
ラグビーの世界大会の前日(だったと思う)、
マット・デイモン演じるキャプテン、ピナールを
自分が投獄されていた場所へ連れて行き当時を振り返る。
宿にもどったピナールは、ホテルの窓から外を眺めながら
「あれほどの苦難を強いられて、
それでもなお彼らを許すのか」と涙ぐむ。
マンデラ氏の強い意志を確認した瞬間だ。

そのような意味で、いつの日かアラブの民が
米国の横暴を許す日がやってくることを願っている。
米国もグローバルスタンダードは、
もはやアングロサクソンの横暴であることに
早く気づくべきだと思いながら鑑賞した。

Mr.身勝手君の視点は、政治目線ではなくスポーツ目線だった。

オジサンバンドは、少し練習量が不足気味だったが、
まずまずの出来栄えだった。
楽器が弾けるというのは、うらやましいことだ。
その中心メンバーのA氏、単身赴任歴20年強の日々に
終止符を打つという連絡がきた。
オジサンバンドメンバーで激励会を開くというので、
Mr.身勝手君とともに参加した。
聞けば東京本社で週3日ほど働くと言う。
A氏、同期なんだけど…まだ働くんだ。
立派ではあるけれど、いつ死ぬか分からないんだから
多彩な趣味をゆっくり楽しんだらどうなのかなと思ってしまった。


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