2コメント

【劇場鑑賞】ハンナ

ハンナ
 制作年  2011年
 監督   ジョー・ライト
 出演   シアーシャ・ローナン、ケイト・ブランシェット、
      エリック・バナ、トム・ホランダー、
      オリヴィア・ウィリアムズ、ジェイソン・フレミングほか
 劇場公開 2011年8月
 録画日  DVD形式 2011年12月23日
      BD形式  2017年7月17日
 鑑賞年月 劇場鑑賞 2001年10月


 物語としては、パンチ力に欠けたというのが素直な印象だった。
この手の作品としては「アサシン/暗・殺・者(1993年)」、
ニキータ(1990年)」あたりがすぐに脳裏に浮かんでくるが、
比較すると物語の展開が淡々としていて、しっくりこない。
出演者がシアーシャ・ローナンとケイト・ブランシェットだっただけに、
とても残念な気がした。
この二人なら、もっとパンチのある美少女暗殺者物語が、
作れただろうにと思うと残念である。

もっとも、幸いなことに好きな女優さんの出演作品は
見ているだけでいい、という価値観があるので
「金を返せ」にはならない。
まぁ、これは個人的感覚。

冷血な美少女アサシン役でアクションに挑んだ
シアーシャ・ローナンだが、ちょっと無理があるかなという印象。
それに、DNAで身体能力が上がったわりには、
能力が平凡なような気がした。
もう少し強くてもよかったような気がする。
そのほうが、物語にアクセントがついたように思うが、どうだろうか。

本作もS-MAP(S-Movie And Party)鑑賞候補作品だったが、
会員のSさんはこの二人に特別な思い入れはないようで、
意外にあっさり諦めてしまった。
こちとらは、そうはいかないのであれやこれやと調整して、
ほぼ最終日に半日休暇をとって鑑賞した。
そいう流れもあったので、ちょっと残念な気持ちになったのかも。

残念な理由は幾つがあるのだろうが、
一番はハンナの表情に変化が少ないからではないかと思う。
もともとシアーシャ・ローナンは、彫りが深い顔立ちではなく、
やや能面的な美しさを持っているので、
目ヂカラが暗殺者として淡い気がする。

一方、芸達者なケイト・ブランシェット。
彼女が演じる悪役マリッサは、なかなかどうして強烈なキャラで、
悪い魔女のイメージをそのものという気がして面白い。
後半の戦闘舞台がお菓子の家なのは、
何か魔女的な寓意があるのかもしれない。

観ている間、流血しながらの歯磨きには
ちょっと引いてしまったが、今思うと悪くない演出かも。
間違いなく記憶には残る。
マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017年)」のヘラは、
マリッサの発展形ではないか。

いずれにしても、近未来に科学と軍事のハザマで
生まれてしまったハンナを、うまく活かしきれていない感じで、
惜しい内容の作品だった。

最後に唯一の保護者であった父親も、魔女マリッサもいなくなって、
彼女は一人で何を目指して生きていくのだろう?
それを予感させないエンディングも物足りなさを助長する。

シアーシャ・ローナン、今回はうまく役どころが活かされていない。
ケイト・ブランシェットは、さすがの演技力。
この声、たまらんなぁ。


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この記事へのコメント

  • 小枝

    こんにちは。
    シアーシャ・ローナンは
    とても繊細な美を
    讃えてている女優さんですね。
    彼女の主演作品は私もつい
    観てしまいます。
    ここでのケイト・ブランシェット、
    異彩を放つ強烈キャラでした。
    電動ハブラシのあのシーン
    私も思わず
    おいおいと、なりました。

    2018年09月27日 14:28
  • gatten-shochi

    小枝さん
     コメント、ありがとうございます。
    電動ハブラシ、凄かったですねぇ。
    主役を喰った感がありました。
    「追想」、見逃がしてしまいました。
    2018年09月28日 21:38

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