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【DVD鑑賞】仮面の男

仮面の男
 製作年  1997年
 監督   ランダル・ウォレス
 出演   レオナルド・ディカプリオ、ジェレミー・アイアンズ、
      ジョン・マルコヴィッチ、ガブリエル・バーン、
      ジェラール・ドパルデュー,アンヌ・パリローほか
 劇場公開 1998年4月
 録画日  DVD形式 1998年11月25日※
      BD形式  2012年11月14日
 鑑賞年月 DVD形式 2002、3年頃(詳細不明)


 おそらくレオナルド・ディカプリオが、
好きな俳優になった作品である。
タイタニック(1997年)」かもしれないが、
気分的には本作である。

 最初に観たのが何時頃だったのか、確かな記憶はない。
娘が持っていたDVDだったか、テレビ放映だったかも定かではない。
ただ題名からA.デユマ原作「ダルタニアン物語」の
鉄仮面部分が映画化されたことは容易に想像がついた。

デュマは「モンテ・クリスト伯」、「岩窟王」が有名だが、
「ダルタニアン物語」も痛快な冒険物語で好きな小説だ。
この小説は、いくつかの短くはないエピソードがあって、
全体としてはかなりの長編だ。

さらに背景描写が、ユーゴーの「レ・ミゼラブル」ほどでは
ないにしても、くどいところがあって読みにくい。
フランス革命前夜の騎士たちの物語で、田舎者のダルタニアンと
都会の洗練された騎士達、なかでもポトス、アラミス、アトスの
三銃士とが活躍する物語である。
この物語は「三銃士」などの題名でよく映画化されたり、
児童小説になったりしている。

 さて、この作品はその三銃士とダルタニアン、
そしてディカプリオ扮するルイ14世、太陽王のお話である。
なんと言っても三銃士が渋い。
それにダルタニアンがいい感じに脚色されている。
ガブリエル・バーンが、味のある演技をしている。
彼は、怪しげな牧師を演じると実にすばらしい味がでる。
スティグマータ/聖痕(1999年)」や
エンド・オブ・デイズ(1999年)」での牧師役は、
水を得た魚のようで本当に素晴らしい。

そのガブリエル・バーン演じるダルタニアンと
ディカプリオ演じる太陽王、そして謎の鉄仮面との間に
横たわる悲劇とも言える関係、女王とダルタニアンの
愛憎関係が複雑に絡み合いながら物語は展開する。

鉄仮面が最後にダルタニアンに向かって言う台詞、
「あなたこそが真の鉄仮面でした」という言葉が、
この作品の核になっている。
涙腺がゆるむシーンだ。

 三銃士達の合言葉に
「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」がある。
最近はラグビーの合言葉のように言われる場合が多いが、
もともとはフランス国王の守備隊である
銃士隊のものだったと、この映画を観た時は思っていた。

それを象徴するシーンがある。
三銃士とダルタニアン、そして鉄仮面の五人が全員で
突撃するシーンである。
その勇気、その潔さに攻撃側の銃士たちが感激し、
銃を置くシーンである。
騎士道を表現する部分だ。
ラストサムライ(2003年)」でも採用された
表現手段であるが、男子は涙がでる。

「ラストサムライ」は、失われてゆく古い価値観、
だがそこにある本質までを捨てることはない、
そのことを訴えていた。
「仮面の男」は、まだ失われてはいない騎士道の時代に、
命をかける潔さと理不尽に立ち向かう勇気が、
表現されていると思う。

それにしてもディカプリはいい役者だと思うのだが、
なかなか賞に恵まれない俳優だ。
レヴェナント/蘇えりし者(2015年)」で、
やっとオスカーを手にしたが、アカデミーの品の悪さと
悪意を感じるのは、自分だけだろうか?

本作ではルイ14世と謎の鉄火面の二役を演じている。
「タイタニック」とほぼ同時期の作品だが、
こちらも悪くないと思う。
ついでに言えば、「レヴェナント/蘇えりし者」より
面白いと思うのだが…

ルイ14世の母親役がアンヌ・パリロー。
ニキータ(1990年)」だよなぁ。
ずいぶん、後になって気がついた。

さて、本作でレオナルド・ディカプリオの
追いかけになったのだが、繋がり記事のほうは一旦終了する。



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