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【劇場鑑賞】LET IT BE

LET IT BE
 制作年  1970年
 監督   マイケル・リンゼイ=ホッグ
 出演   ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、
      ジョージ・ハリソン、リンゴ・スター、
      ヨーコ・オノ、ビリー・プレストンほか
 劇場公開 1970年8月
 録画日  WMV形式 不明(2002、3年頃か)
 鑑賞年月 劇場    1970年9月頃
      WMV形式 2002、3年頃


 大方のビートルズファンからは、
評判がよろしくない作品である。
解散間近のメンバーのギクシャクした関係が、
あからさまにドキュメンタリーされているから
というのが理由だが自分は鑑賞時には、
まったくそのようなことは感じられなかった。
むしろ動いているメンバーに感動したものである。

中学2年、夏前だったと記憶しているが、
家でトランジスタ方式のテープレコーダーを購入した。
理由というか、目的がなんだったのか今もって不明である。
両親は既に他界しているので、確かめようもない話ではある。

父親は新し物好きだったのだろうか。
あるいは単にキカイ好きだったのだろうか。
この半年後ぐらいではなかった、
家具調のステレオを購入している。
父親がコンテンツであるレコードを購入した記憶がない。

また、「チューナーはトリオがいい」
と言っていたにもかかわらず、
FM放送で音楽を聴いている姿を見たことが無い。
最初にあったレコードと言えば、
幼い弟に聴かすための童謡(?)っぽいものだった。

まぁ、おおよそ半世紀前のことだから
時効だと思うので白状するが、
そのトランジスタ方式のテープレコーダーを持って
劇場に行き、本作の音声を録画したことが一番の思い出である。

この時代はIC(集積回路)が出回り始めた頃であり、
またテープもカセット式が普及の兆しを見せ始めていた。
これらの技術の特徴は、製品が格段に小さくなることである。
消費電流も少なくなり、より可搬性が増すということである。

だが我が家のテープレコーダーは、
旧式のオープンリールのものだった。
モノラル録音、リールは3号(直径約9センチ)、
5号(直径約13センチ)が使えたような気がする。
もう少し大きなテープも使えたような気がするが、
テープの値段が高かったせいもあって使用した記憶はない。

とにかく、本作を録音した。
ほかにテレビの歌番組をよく録音していた。
最初はマイクをテレビのスピーカーの前において、
家族に「静かに!」などと頼んで録音していたが、
どうしても生活音が入ってしまう。

後でイヤホーン端子から直接録音するようになった。
が、そのままだとインピーダンスが合わなくて
音がわれてしまう。
どうやって対応したのか忘れたが、
なにかアダプターみたいなものを自作して、
つけていたような気がするのだが、定かな記憶はない。

なにしろテレビにだって、
外部に音を出す仕掛けとしては、
イヤホーン端子しかない時代だ。
もう少し後になると、音声出力の専用端子が
テレビにもつくようになる。

それはトランジスタからIC、LSIの時代になって、
テープもオープンリールからカセットになって、
テープデッキという名前の装置として
広く一般家庭に普及してからのことだ。

ちなみに「テープレコーダーは便所である」という小話がある。
どちらも「オトイレ/音を入れる」という訳だ。
便所と言えば49歳になった父親の事を称して、
「うちの親父は便所だ」というのもある。
こちらは、どちらも「四十九才/始終くさい」
まだまだ水洗が普及していない田舎での話だ。

ビートルズは、自分が中学三年の1970年に解散している。
その年のクリスマス、親にねだって
「LET IT BE」というアルバム(LPレコード)を買ってもらった。
当時のLPは1枚2,000円が相場だったが、
写真集がついて3,600円だった。

かなり聴きこんだせいもあって
傷も付き汚れも目立ってきたので、
後に大人になってからレコード単体で2,000円で、
あっ、いや2,500円だったかもしれないが、購入した。

熱烈なビートルズファンかというとそうでもない。
そうでもないのだが、映画を観にいった。
日本の歌手たちはテレビで動いている姿を
見ることができるが、外国のアーティストの
動いている姿は映画ぐらいしかないという思いで、
劇場へ行ったような気がする。
録音したのも、その心持ちの延長だったと思う。
ビデオなんて、まだ夢の夢の話のことである。

ちなみに、社会人になって間もない頃、
フィルムコンサートなるものに数回出かけた記憶がある。
たしかJR川崎駅の近くだった。
お題は「ディープ・パープル」だったような気がする。

ということなので、メンバー四人の動いている姿には感動した。
ナマで見たような気分にもなった。
ポール・マッカートニーの子供が可愛かった。
アップルレコードの屋上でのミニライヴでは、
レコードとは違う演奏をしているのに驚いた。

朝一番の回から夕方までずっと映画館にいた(と思う)。
朝一の回を一番前の席で録音した。
あとは、後ろの席に移ってゆっくり観賞した。
今のように入れ替え制ではなかったので、
何度も鑑賞できたのだ。
それにしても昼食は、どうしたのだろう?記憶はない。

同窓会で同級生のT君から
「一緒に観に行ったはず」と聞いたが、
そんなはずはないと思うし、一緒だった記憶はない。

1983年か84年に、深夜の地上波テレビ放送で、
途中CM一回きりというという形本作が
放映されたことがある。(提供はSONYだった)
当時、購入したばかりのVHS方式の
ビデオテープレコーダーで録画したものを、
今はWMV形式に変換して持っている。

なんだかレコーダーに縁のある作品だ。







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