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zoom RSS 【劇場鑑賞】日本沈没(2006年)

<<   作成日時 : 2018/07/08 08:47   >>

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日本沈没(2006年)
 制作年  2006年
 監督   樋口真嗣
 出演   草g 剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央
      吉田日出子、柄本明、石坂浩二、和久井映見ほか
 劇場公開 2006年7月
 鑑賞年月 2006年8月


 この年の夏休みは「ゲド戦記(2006年)」を観てから、
妻の実家に帰った。
妻の実家だから「行った」が正しいのかも知れないが、
自分の親は、もうずいぶん前に亡くなっているので、
「帰る」のほうが気分にあっている。

妻は邦画に限らずパニックものが好きなように思う。
特にこの「日本沈没」は、1973年版がお気に入りである。
「仮面ライダー」の本郷役の藤岡弘が
出ているせいもあるかも知れない。
何の用事の帰りか忘れてしまったが、リメイクである本作を
有楽町で一緒に鑑賞した。
正直な気持ちは、あまり乗り気ではなかったのだが…

 小松左京の原作を読んだのは何時だったか?
マントルの移動で地殻変動が起き、日本と称されている島々が
物理的に消えてしまうというアイデアも凄いのだが、
この作品にはもう一つ大きな主題がある。

それは限られた時間で、より多くの日本民族を外国に
非難させるということだ。
そのことは当時の自分にとっては、日本民族を意識した
最初であったかも知れない。
えっ?と思うほど、国家意識も民族意識も薄い人間だった。

また、そういう事態になった時、世界は必ずしも
喜んで受け入れてはくれない現実が世界にはあるのだとも知った。
ある意味、世界政治と日本近代史に目を向ける
きっかけになった小説である。

前作は、そのテーマに沿って真面目に制作された作品だと思う。
しかし、本作はどうだろう?
監督は、前作のリメイクではなく、原作の新解釈ということを
言っているようだが、必ずしも成功したとは言い難い。
それは本質的な主題、母国を物理的に失った民族が生き残るために
何を選択し、その後どう生きるかについての解釈が
薄いからだと思う。

単に登場人物達の日常に視点を移しただけではないのか?
前作からは石油危機を経て世界第2位の経済大国へ発展、
そしてバブル崩壊と様々な社会変動があった。
日本叩きも何度か経験した。
それらを踏まえた新解釈がないから、正直なところ柴咲コウと
草薙剛との恋愛と彼らを取り巻く人情味ある庶民の
日常物語になってしまっている。
せっかくの原作が私小説化してしまっている。

 原作の主題が奥深いだけに残念な気がする。
妻は楽しんだようだし、DVDも例によって購入していた。
好きなものは好き、ということだろうから、特に文句もない。

しかし、ヒロインが前作は石田あゆみ、TV版が由美かおる、
今回が柴咲コウと歌い手さんというのは単なる偶然なのだろうか?



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