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zoom RSS 【VOD鑑賞】さよならジュピター

<<   作成日時 : 2018/02/13 20:43   >>

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さよならジュピター
 制作年  1984年
 監督   橋本幸治
 出演   三浦友和、デアンヌ・ダンジェリー、
      ポール大河、森繁久彌、岡田真澄、平田昭彦、
      ウィリアム・タビア、マーク・パンソナほか
 劇場公開 1984年3月
 録画日
 鑑賞年月 2018年2月(Netflix鑑賞)


 娘の家で鑑賞した。
HuluやらNetflixやらAmazonプライムやら、
便利な世の中になったものだ。
1980年代だと記憶しているが、VODという言葉が流行った。
Video On Demandの略だが、いつでもリクエストすると
映像を観ることができるというシステムのこと。
当時、ずいぶん売り込んだものだが、一般化することはなかった。

あれから40年、今は一般家庭にまで普及したのかと思うと、
まさに隔世の感があるのだが、売り込んでいた自分のほうは
いまだに物理的に「もの」を所有していないと
何か不安でしょうがないという時代遅れの感覚。
まったく…

さて本作のことを思うとき、必ず思い出す漫画がある。
星野之宜という漫画家が描いた「巨人たちの伝説」という作品。
少年ジャンプに連載されていたと記憶している。

調べると1977年の連載だった。
これには少し驚いている。
高校生の頃に読んだと記憶していたのだ。
1977年、21歳でも少年ジャンプを読んでいたのか…
もう、ジャンプは卒業してビッグコミックかと思っていた。
まぁ、記憶というのはこのように美化され捏造される。

漫画は、木星を爆破させて第二の太陽にしようという
アイデアなのだが、ブラックホールの軌道修正に
木星爆破という本作よりずっと感動的ではないだろうか。
木星が消滅しちゃうわけだから、ロマンのカケラもないよなぁ。

小松左京の小説を読んだ記憶がある。
タイトル、悪くない。
たぶん、映画より先だったと思うし、面白かった記憶がある。
あれから40年、記憶は「巨人たちの伝説」とダブっていて、
本作を観ながら「えっ?木星爆破?」と驚いた。

「復活の日(1980年)」という作品がある。
これも原作小説を読んだときは、かなり面白かったので
映画には期待したが、出来映えは疑問符だらけ。
本作も小説に比べると疑問だらけだなぁ。

映像的にはCGもない時代に、よくぞまぁと驚くほどの
完成度のた宇宙映像には感心する。
金かかってるなぁ、とも思う。
製作陣にしても怪獣映画と違って、作り上げたミニチュアが
破壊されないのだから楽しかったに違いない。

その感心する宇宙映像に比べると、
ドラマの部分はかなりへなちょこで感心できない。
最大のミスは、これだけ外人を登場させておいて
主役の三浦友和が英語を話さないことだろう。

超小型の自動翻訳機というアイデアは悪くないと思うが、
利用が不徹底で小野みゆきはそんなものを使わずに
堂々と日本語で外人たちと会話しまくっている。
おまけに一番有名な無重力交尾シーンでは、
三浦友和すっぽんぽんで自動翻訳機をつけていない。
だいたいが三浦友和だけではなく、相手側も必要だろうに…
しっかり特訓すべきではないか。

本作、地上波テレビだったかビデオレンタルだったか
忘れてしまったのだが、大昔に一度観たことがある。
その時は、感動した記憶があったので
いつか機会があったら再鑑賞したいと思っていた。
今回、娘宅でNetflixで見つけたので400円の
有料鑑賞で期待に胸を膨らませて観たのだが…
とにかく唖然とした。

でかでかと総監督に小松左京の名前が!
おまけに東宝との共同制作のイオという会社は、
小松左京が本作のために作った会社のようだから、
本人は相当気持ちを入れ込んでいたに違いない。
これで納得したのかなぁ。

木星爆破計画を阻止しようとする宗教団体(?)が
登場するのだが、なぜかヒッピー姿。
「JAWS/ジョーズ(1975年)」のビーチと
ウッドストックを模したような映像には、
かなりの時代錯誤を感じる。

と思って観ていたら、なんとサメが出現した。
彼らが神とあがめるイルカのジュピターを襲うのだが、
これがかなりのハリボテ感で、思わず失笑!
東映の「恐竜・怪鳥の伝説(1977年)」レベル。
どうした東宝!と叫びたくなった。

本作制作時、NASAのボイジャーから木星の映像が届き、
大きな話題になっていたように記憶する。
その映像をふんだんに使い、「スターウォーズ(1977年)」に
負けない日本のSFをという心意気は評価するけれど、
結果は惨憺たるものになってしまった。
SF邦画の宇宙ものはダメと決定づけてしまった作品かも知れない。

娘は「見たくもない三浦友和のお尻が、
しばらく頭に残る」と嘆いていた。
けっこう長い上映時間、一回で観るにはかなりの集中力を要する。
劇場では途中退場者が、多く出たのではと案じてしまった。

まぁ、本作は物理的に所有しなくてもいいかな。




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