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zoom RSS 【劇場鑑賞】風林火山

<<   作成日時 : 2017/11/28 20:41   >>

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風林火山
 制作年  1969年
 監督   稲垣浩
 出演   三船敏郎、中村錦之助、佐久間良子、大空真弓、
      中村勘九郎、田村正和、志村喬、土屋嘉男、緒形拳、
      春川ますみ、久我美子、平田昭彦、石原裕次郎ほか
 劇場公開 1969年3月
 録画日  DVD形式 2007年8月19日
 鑑賞年月 劇場鑑賞  1969年5月頃
      DVD形式 2007年8月頃


 中学2年、室蘭市というところで鑑賞した。
文部省(当時)指導による学校一斉鑑賞である。
一斉鑑賞と言っても、8クラスか9クラスあったはずで、
1クラス40〜45名とすれば、約400名前後の生徒数。
1回では無理だろうから、3班構成ぐらいで
観たのではないかと思う。
もちろん、そうだった記憶はない。

室蘭市で中学2年から3年の多感な時期を
過ごすことになった。
青春の第一歩を過ごした町と言うことになり、
特別な思い入れがある。

しかし、この思い入れは自分の親が転勤族で、
たまたま思春期の始まりをそこで過ごしたため、
当時の感情や記憶が純粋培養されて、
普通以上に熱き思いとして感じているだけかも知れない。

大人になってから、この町を2回ほど訪ねた。
最初は仕事で、昭和56年ぐらいのことだったかと思う。
夜中の仕事だったので、少し早めに行って
街中を歩いてみることにした。

街並みはそれほど大きく変わっていなかった。
しかし、住んでいた場所一帯は、大規模商店(長崎屋)が建っていて
驚くと同時に、非常に寂しい思いをしたことを思い出す。
住んでいた家が無くなっていたからだ。

そこから駅まで歩くことにした。
当時は自転車も持っておらず、よく歩いたものだ。
小さな科学館と消防署はそのままだった。
消防署から道なりに少し歩くとアーケード街があり、
その手前に当時「小公園」と言っていた公園がある。
これはそのままだったが、名前以上に小さく感じた。

商店街を少し行って右に折れたあたりに
映画館があったはずだが、見つけられなかった。
もう無くなっていたのかもしれない。

「スカラ座」という地方都市にはありがちの名前の映画館だ。
昔、知人のSさんから聞いた。
自分の記憶に映画館の名前はない。
Sさん、小さかい頃、そこで高校生に
誘拐されそうになったことがあると言っていた。

当時、Sさんは某公共放送のアパートに住んでいた。
測量山という山(?)のふもとに家族アパートがあり、
そこに住んでいたのだが、
そこは偶然にも同じクラスのT君の家でもあった。
よく遊びに行っていたのだが、Sさんと出会った記憶はない。

Sさんは、その後大人になって
自分が当時勤務していた会社の札幌の支店に入社してきた。
なにかのきっかけで、この話を知って驚いた。
不思議な縁だなと思って、当時札幌に住んでいたT君と3人で呑んだ。
お蔭で現在も数年に一度会食したりしている。

それはさておき、その映画館で鑑賞したかどうかは定かではない。
もっとも小さい町で他に映画館があった記憶もないので、
たぶんソコだろうとは思っている。

二回目は、もう少し後なってプライベートで行った。
古くからの友人Yさんと、まだ知り合って間もない頃だったが、
無理矢理一緒に来てもらったと思う。
Yさん自身は、釧路市の出身で室蘭市とは縁もゆかりもない。
どういう因縁をつけて、一緒に来てもらったのだったか。


思い出のパーラーを訪ねてみた。
すでに四半世紀を過ぎており、店そのものはあったが、
残念ながら店の名前は変わっていた。
店員に聞いても「そういう名前だったかも」という程度。
時の流れの中でやむを得ないとは言え、少し寂しい思いがした。

ところが、数年前、偶然中学の同窓会が開かれることを知った。
過疎と少子化で隣町の中学と合併、自分たちの通っていた
中学の名前が消えるのだという。
時々、呑んでいたT君から話を聞き、
その年初めて同窓会に参加した。

そこでT君の案内で街なかを歩いたのだが、
あまりの変貌ぶりに驚いた。
その顛末は、また別の機会に記するとして、
昭和の地方都市の崩壊をまざまざと見た気がして悲しかった。
我が青春の町が消えてゆく…

閑話休題。
話を本作に戻す。
当時は、この作品が武田信玄の名参謀として名を馳せた
山本勘助の半生を描いたものだとは知らなかった。
もしかすると学校から説明があったかもしれないが、
記憶にはない。
同名のNHKの大河ドラマを観ていて、そのことを知った。
まぁ、間抜けな話である。

ラスト近く、勘助役の三船敏郎の目に
敵の矢が突き刺さるシーンがあって、
特殊効果とはいえ「スゴイ」と思ったことを
ぼんやり憶えている。
今、あらためて見てみるとさほどのシーンでもないのだが。

もう一つ印象に残っているシーンは、
武田信玄役の中村錦之助(萬屋錦之介:1997年没)が、
由布姫役の佐久間良子の胸に着物の襟から
手を入れるシーンである。
それを見てドキドキしたことを思い出す。

こんな過激なシーンを学校鑑賞でみせていいのか?
ぐらい強烈なシーンとして記憶していたのだが、
今あらためて見てみると別にどうということもない。

実にウブなものだが、当時の青少年の興奮と言うのは
実に他愛もないものに驚くほどの反応するものだ。
もっとも今では、もっと過激な映像が世に蔓延していて、
こちら側の感覚もマヒしてきているのかも知れない。
なにせ平凡パンチやプレーボーイの優しいヌードで
猛烈に興奮していた時代が青春なのだ。

諏訪の景色と佐久間良子が大変美しく、
いつまでも印象に残る映像の作品だが、
特に教育的に感銘を受けた記憶はない。
今回は、文部省の文化奨励が自分にとって、
あまり影響のあるものではなかったようだ。

石原裕次郎はおまけの出演である。



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